寄付について
優しいつながりをつくるために
2、3日に1回以下しか、人と話す接点が無い高齢者が、日本には240万人います。
その孤立・孤独を「自己責任」「仕方がない」で片付ける社会を、ソンリッサは重要な課題と捉えています。
これらの課題に取り組んでいくため、あなたの暖かいご支援をよろしくお願いします。
急速に進む高齢者の「望まない孤独・孤立」
つながりを持てない高齢者の問題は切実です
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CASE 1
運転免許返納後の孤立と意欲低下
高齢者が直面する孤独の現実運転免許を返納した高齢者の生活は、楽しみや趣味、コミュニケーションの機会が減少し、意欲が低下していくという大きな変化を経験します。特に配偶者を失い、人とのつながりが希薄になると、孤独感が増し、日々の生活が単調になりがちです。この孤独が深まると、ネガティブな思考に陥り、希望を失うことにもつながります。
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CASE 2
家族と同居していても孤独感が募る?
高齢者が抱える見えない孤独高齢者が家族と同居していても、昼間は一人で過ごすことが多く、特に子供世代が忙しい場合や関係が良好でない場合、コミュニケーションが不足し孤独感が強まることがあります。この状況では、高齢者が迷惑をかけまいと遠慮して生活することになり、心苦しい思いを抱えることも少なくありません。
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CASE 3
『問題なし』に見える高齢者が抱える孤立の影
支援の見逃しが生む孤独感配偶者を失い、コミュニティから離れた高齢者でも、自立し認知機能が保たれていると「問題なし」と見なされることが多いです。しかし、こうした高齢者の中には、一人で食事をし、日中ほとんど誰とも話さない孤立した生活を送っている人もいます。支援が届かない中、意欲の低下が進み、地域の活動にも参加しない傾向があります。他者との感性の違いや地域のしがらみが、孤立を深める要因となっています。
高齢者の孤立・孤独によるリスク
2014年の内閣府の調査によると、日本の一人暮らし高齢者のうちの4割は人との会話の頻度が 2~3 日に 1 回以下と報告されています。これを群馬県に当てはめて考えると、約38,400人もの高齢者が孤立・孤独な状態であると言えます。
約40%の独居高齢者が望まない孤立・孤独状態にある
さらに、一人暮らしの高齢者男性の6人に1人は月に2回以下しか会話をしていません。高齢男性ほど孤立・孤独化になり易いと言えるでしょう。
他者との繋がりが希薄な高齢者には、話し相手どころか気にかけてくれる人さえいません。「誰かとコミュニケーションをとりたい」「繋がりたい」と考えている高齢者であってもそれを叶える居場所や機会がなく、孤立・孤独に陥っています。高齢者の孤独・孤立は、認知機能の低下や認知症へのリスクを高めることや ADL (Activities of Daily Living :日常生活動作)の低下など多くの健康問題を引き起こすことが報告されており、日本の高齢化社会の潜在的な課題となっています。
私自身も多くの地域の高齢者から「近所付き合いがない」「いつも一人で食事をしている」「頼れる人がいない」「参加したい場所がない」という話を聞き、”本当はつながりたいけれどつながれない”高齢者の実態を見てきました。
印象的だったのは、グランドゴルフに参加した際に「ここに来れなくなると、家にこもって弱っちゃうんだよ」と聞いたことで、このような他者と交流する機会や場の存在が高齢者の心と身体の健康に大きく関係しているのだろう、と感じました。
誰でも孤立する可能性があり自己責任ではない…
ひとりで抱えずに、
優しいつながりがあふれる社会をつくる
群馬の若者と高齢者の交流を通じた、笑顔を広げる地域事業を展開。群馬の未来をつくる「まごマネージャー」の活動にご支援をお願いします。NPO法人ソンリッサは、「まごマネージャー」と呼ばれる20代から30代の医療福祉や地域福祉に専門的な知見を持つ若者たちで構成され、伴走型支援を中心とした地域の高齢者に寄り添う活動をしています。私たちの趣旨をご理解いただき、「まごマネージャー」と共に地域の高齢者を支えるために、ご支援をよろしくお願いいたします。
取り組む事業
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認定まごマネージャー育成事業
多世代で取り組む
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オンラインコミュニティ事業
いつでもつながれる
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自治会支援事業
つながりの場をつくる
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高齢者見守り事業
訪問して見守る
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地域健康サロン・
居場所づくり事業ふれあいの場をつくる
多くのメディアで紹介いただいています
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NHKほっとぐんま630にて、ソンリッサの取り組みを紹介いただきました
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NHKおはよう日本にて、ソンリッサの取り組みを紹介いただきました
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テレビ東京「全力イノベーターズ」にて代表の萩原をご紹介いただきました
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群馬テレビにて、ソンリッサの取り組みを紹介いただきました
活動をさらに広げていくには、
あなたのご寄付が必要です
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1,000円/月
のご寄付つながりの希薄な高齢者10名に1年間のご寄付で多様な地域健康サロンを1回届けることで参加者の笑顔と若者とのつながりが生まれます。
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3,000円/月
のご寄付月に1名のつながりの希薄な高齢者に御用聞きの訪問事業を通して、困りごと解決と若者とのつながりや会話によって笑顔が生まれます。
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10,000円/月
のご寄付高齢者や若者が集う居場所事業にて、年間、約100名の高齢者の安心した居場所や若者の学びの機会を作ることができます。
優しいつながりがあふれる社会づくりに
ご支援よろしくお願いします
これからの地域福祉を
ともにつくっていきませんか