寄付について

寄付について
優しいつながりをつくるために

2、3日に1回以下しか、人と話す接点が無い高齢者が、日本には240万人います。
その孤立・孤独を「自己責任」「仕方がない」で片付ける社会を、ソンリッサは重要な課題と捉えています。
これらの課題に取り組んでいくため、あなたの暖かいご支援をよろしくお願いします。

高齢者の孤立・孤独によるリスク

2014年の内閣府の調査によると、日本の一人暮らし高齢者のうちの4割は人との会話の頻度が 2~3 日に 1 回以下と報告されています。これを群馬県に当てはめて考えると、約38,400人もの高齢者が孤立・孤独な状態であると言えます。

2021年 群馬県における 65歳以上の独居高齢者は約96,000人

約40%の独居高齢者が望まない孤立・孤独状態にある

さらに、一人暮らしの高齢者男性の6人に1人は月に2回以下しか会話をしていません。高齢男性ほど孤立・孤独化になり易いと言えるでしょう。
他者との繋がりが希薄な高齢者には、話し相手どころか気にかけてくれる人さえいません。「誰かとコミュニケーションをとりたい」「繋がりたい」と考えている高齢者であってもそれを叶える居場所や機会がなく、孤立・孤独に陥っています。高齢者の孤独・孤立は、認知機能の低下や認知症へのリスクを高めることや ADL (Activities of Daily Living :日常生活動作)の低下など多くの健康問題を引き起こすことが報告されており、日本の高齢化社会の潜在的な課題となっています。

高齢男性の6人に1人(35万人)は月二回以下

私自身も多くの地域の高齢者から「近所付き合いがない」「いつも一人で食事をしている」「頼れる人がいない」「参加したい場所がない」という話を聞き、”本当はつながりたいけれどつながれない”高齢者の実態を見てきました。
 印象的だったのは、グランドゴルフに参加した際に「ここに来れなくなると、家にこもって弱っちゃうんだよ」と聞いたことで、このような他者と交流する機会や場の存在が高齢者の心と身体の健康に大きく関係しているのだろう、と感じました。

本当はつながりたいけれどつながれない

誰でも孤立する可能性があり自己責任ではない…

群馬の若者と高齢者の交流を通じた、笑顔を広げる地域事業を展開。群馬の未来をつくる「まごマネージャー」の活動にご支援をお願いします。NPO法人ソンリッサは、「まごマネージャー」と呼ばれる20代から30代の医療福祉や地域福祉に専門的な知見を持つ若者たちで構成され、伴走型支援を中心とした地域の高齢者に寄り添う活動をしています。私たちの趣旨をご理解いただき、「まごマネージャー」と共に地域の高齢者を支えるために、ご支援をよろしくお願いいたします。

取り組む事業