高齢者見守り事業
高齢者の孤立・孤独を笑顔に変える見守りサービス「Tayory」は、地域における独居高齢者の社会との繋がりを促進し、社会的孤立を解消するサービスです。自宅にこもりがちになることで他者への興味関心を感じなくなり、意欲の低下から社会との繋がりを失ってしまう課題を解決したい、という想いから生まれました。
Outline
- 目的
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- 自宅にこもりがちな他者からの興味関心の目がなくなることで、高齢者にとっては社会との接点の減少や意欲低下につながりやすい現状があります。。これらの悪循環を断ち切り、高齢者の孤立を解消するために高齢者一人ひとりに寄り添った支援を提供します。
- 特徴
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- 一人ひとりに寄り添った訪問型見守りサービス。
- 若いスタッフとのコミュニケーションを通して日々のいきがいや地域での役割、居場所づくりにつなげる 今後は御用聞きのサービス拡充によりさらに個人ごとにカスタマイズされた支援の提供も目指します。
- 実績
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- 2021年以降累計400回以上の訪問実績。
- 利用者の声から、発話量の増加、社会との接点数の増加、意欲の向上が確認されています。
困りごとのお手伝いや
趣味のお相手などを通し、
高齢者の日常に自然にマネージメントします
「まごマネージャー」が定期的にご自宅にお伺いし、お困りごとの解決や楽しみたい趣味をご一緒します。50項目以上のリストを作成して、興味関心を明らかにし、日々の会話のなかでお聞きするご希望に合わせ、地域の健康サロンや趣味サークルをご紹介。いつまでも笑顔でいられる環境作りをお手伝いいたします。
自分の孫と同じくらいの
「まごマネージャー」が
高齢者の気持ちに寄り添います
「まごマネージャー」とは主に福祉系大学教員監修による独自研修プログラムを受けた孫世代のスタッフです。日常的なコミュニケーションを通して高齢者の想いをくみ取り、健康サロンやボランティアなどのサービスに繋げることによって、社会的孤立を解消しています。常に楽しく自然なコミュニケーションをモットーとして、役割や生きがいを見出せるように支援し、高齢者の気持ちに寄り添います。
定期的にレポートを作成することで
ご家族に安心をお届けします
離れたご家族様に日々の様子を定期レポートでお届けします。ご利用者様の心身の健康状態や日常生活の変化などを、LINEやメールにて詳細にご報告いたします。レポート内容は、不安や心配事・担当者の気づき・最近の楽しみ・最近の調子・食事や睡眠の状況・外出の頻度など多岐にわたりご報告し、ご家族様に安心をお届けします。
Episode
“お互いに助け合える体験ができる関係作り”
Tさんはカラオケが大好きで、町内のカラオケサロンやご友人とのカラオケを楽しんでいましたが、新型コロナウイルスの流行でそれら全てが軒並み中止になり、地域やご友人との関係が途絶えてしまいました。塞ぎ込んで閉じこもりがちになったTさんを心配したご家族からの依頼を受けてTayoryが始まりました。
初めのうちは外に出ることに乗り気でなかったTさんでしたが、「ソンリッサ主催の体操教室に人が集まらないかもしれないから参加して欲しい」とお願いすると、快く参加してくださいました。その上、自治会のお知り合いにもご紹介してくださったことで、体操教室は満席になりました。Tさんはお知り合いの方に「この方は歌がとっても上手いのよ」と言われてはにかんでいました。
その後、Tayoryの訪問時に健康チェックや自宅でできる体操、近隣への散歩などを一緒にすることで、コロナ禍が終息した現在は再びカラオケサロンに通うことができています。
このようにTayoryでは、「支援する/支援される」だけの関係ではなく、お互いに助け合える体験ができる関係作りを心がけています。Tさんのご家族からは「Toyoryのおかげで“認知症の徴候がないか”とか、“詐欺にあっていないか”など心配なことを定期的に確認してもらえて安心する。」と言って頂いています。
サービス内容について詳しくはこちら
これからの地域福祉を
ともにつくっていきませんか