【7月28日㈰に地域実践プログラムDAY1キックオフを開催しました】
地域実践プログラムとは
『地域実践プログラム(認定まごマネージャー®育成プログラム)』のDAY1キックオフを開催いたしました。本プログラムは高齢者と若い世代との交流による高齢者孤立対策実証事業(群馬県委託事業)の一つとして行いました。
この『地域実践プログラム(認定まごマネージャー®育成プログラム)』は、地域で新しい取り組みを目指す自治会と協力し、自分の想いや問題意識を言語化しながら、高齢者の笑顔のための新しい企画立案や新規プロジェクトに “まごのような温かさを持って” チャレンジする実践型の地域インターンシッププログラムです
当日の様子
キックオフには地域づくりにそれぞれ強い想いを持って挑戦する18歳~32歳の若者14名が参加しました!「地域の実情に沿ったより実践的なプロジェクトに挑戦してみたい!」「自らが町に飛び出し、医療を介さずとも暮らしているだけで自然と健やかでいられるような仕掛けづくりをデザインしたい!」など、それぞれが本プログラムへ掛ける想いを強くもって臨んだDAY1でした。
開会後、まずは群馬県健康福祉部長様や介護高齢課の4名の皆様にもご参加いただき、ご挨拶と、本プログラムの位置づけについて、若者と高齢者が繋がるための事業(高齢者と若い世代との交流による高齢者孤立対策実証事業)の一つであることをご説明いただきました。
続けて、ソンリッサの萩原から研修プログラムについて説明しました。既存の自治会の担い手不足や高齢化が進んでいるなどの現状と生じている孤立死の発生増加や認知症に伴う課題の増加などの問題から自治会の新たなあり方を検討していく必要があるため、地域実践プログラムの立ち上げを行い、地域や自治会にとって、良い変化を生む推進力となることをゴールとしていくことをお伝えしました。
また、本プログラムをソンリッサと共同してくださっている㈱ブルー・マーブル・ジャパン代表取締役の千葉直紀様に、棚卸しワークを実施していただきました。棚卸しワークでは「地域に対して感じている問題意識」「大切にしたいことや姿勢・価値観」「自身の得意なことや強み」を受講生それぞれで深掘りしていただき、本研修の獲得目標の設定もしていただきました。内容は他のメンバーにも共有していただき「他の受講生の話を聞いて、既に実践活動をしている方もいて自分も踏み出したいなと思った。」「自分にはスキルが圧倒的に足りていないと感じた。」と他の受講生からも刺激を受けている様子がみられました。お互いを知って、高め合えるような時間になったかと思います!
午後は、本プログラムの実践先となる「大利根町」「総社町新田」の自治会長様、生活支援コーディネーター皆様、包括東の管理者様をお招きし、ソンリッサのスタッフも含め、受講生の皆さんとの対話の時間をとりました。関係者の皆様より、それぞれの地域について概況やご自身が考える地域の課題についてお話しいただきました。課題の1つとしては、地域の担い手不足のお話が上がり、受講生から「人材を確保するにはどうすればよいのか?」と質問が出て、関係者の皆様から地域の実情について背景も交えながら細かく教えていただきました。また、「受講生たちには若者の視点で地域の面白いところや足りないところを教えて欲しい。」と言っていただきました。受講生の皆さんの持つ、様々な角度から地域を見つめていただき、地域の良さを引き出しながら、企画を考えて欲しいと思います!
プログラム終了後は懇親会を実施しました。お茶とお菓子を食べながら思い思いに話をしていただき、受講生や関係者のみなさんそれぞれの親睦が深まったかと思います!
今後について
DAY2は8月25日に開催いたします!「こんな企画はどうか。」「こんな視点で考えたらいいのではないか。」と自分なりの考えをもって、既に地域の現場での活動へ参加されている方もおります。また次回も、受講生たちの活躍の報告をさせていただきますので、楽しみにしていただければと思います!