【新田ふれあいサロン『寒い冬にやりたい体ほぐし&脳エクササイズ』を開催しました】 

 1月16日(木)、新田公民館にて『寒い冬にやりたい体ほぐし&脳エクササイズ』を開催し、冷え込みの強い日でしたが参加者15名、ボランティア1名にご参加いただきました。

 今回は膝の調子が悪い方や持病のある方にも無理のない範囲で行うことが出来るトレーニング方法として、四つ這い姿勢をメインとした動きを取り入れました。理由として、大人になると四つ這いの姿勢になることはめっきりと減りますが、この姿勢は筋肉を正しい位置に戻し整える上で大変重要だと考えているからです。寝る前や朝起きた時など、ベッドの上でも行っていただける比較的手軽なトレーニング方法の1つです。

 初めに上半身のストレッチから始め、筋肉をほぐしていきました。肩回りや首まわりは寒さから縮こまってしまいますが、丁寧にほぐしていくことで血流が良くなり「暖かくなってきたね」と上着を脱ぐ方もいらっしゃいました。

 次に行ったスクワットでは、通常のスクワットと比較して負荷が少ないやり方をお伝えし、年齢や疾患の有無を問わずチャレンジしやすいため、参加者全員で20回×2セット行うことが出来ました。「完璧に出来なくても良い!」「なんとなく合ってるでも良い!」など、“ 誰かと一緒だから少し頑張れる環境 ”を大切にしていきたいと考えています。

 四つ這い姿勢でのトレーニングでは、骨盤や重心の位置を確認し、動きを1つずつ丁寧にお伝えし、肩回りほぐしや腕の筋肉を伸ばすなど、四つ這い姿勢で簡単に出来る体操を実践していきました。少し難易度の高いバランス機能向上のためのトレーニングも積極的に挑戦し、「利き足なら出来るね」「これは難しいね」と参加者のコミュニケーションが多く聞かれました。

 また休憩時に行った『体の〇×クイズ』では、ご自身の体の構造について考えて頂きました。生活の中では気付かない体のこと、自分の体にもっと興味や関心をもっていただき、「健康」について主体的に考えていただけたら嬉しいです。

 最後は体と脳を一緒に使うトレーニングとして「たけのこたけのこにょっきっき」を行っていただきました。初めて行う方ばかりだったので、ゲームに戸惑いつつもチャレンジする声や笑い声が飛び交い、グループの皆さんと笑ったり、一緒に戦うことで新しい繋がりも見られたように感じます。

 また「足踏み早口言葉」では脳と体を同時に使うことができ、机上で記憶力や注意力の向上を目指すのも大切ですが、楽しく面白く実践できることこそ、人と一緒に運動する醍醐味だと考えております。「寒いから」や「用事がないから」という理由で外出する機会が減りがちな季節ですが、今回のような活動がコミュニティの場として地域交流活性化の一助になれば幸いです。

ご参加いただきありがとうございました。

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