【大利根拠点居場所カフェ プレイスにて『たまごの殻でお月見アート』を実施しました】  

 9月11日(水)、大利根拠点居場所カフェ プレイスにて『たまごの殻でお月見アート』を行い、 参加者3名、まごマネ2期受講生1名、若者ボランティア3名の方々にご参加いただきました。

 講座が始める前から、高齢者のお一人より「インスタ投稿のやり方」についてのご質問をいただき、若者ボランティアさんたちと一緒に賑やかにスマホ操作について教え合っていました。

 講座が始まり、まずは参加者の皆さんと「お月見、十五夜」についての思い出を一人一人紹介してもらいました。各家庭によって様々ですが、「私たち(高齢者)が子供の頃は、家族で一緒にお団子を作ってお月見したよ!今の時代はなかなかしなくなったよね」など、今と昔の季節行事への想いや、高齢者の昔の家族との思い出も含めてお話して下さいました。

 本日の講座内容である『たまごの殻でお月見アート』とは、その名の通り、たまごの殻に絵具やマジックを使って色を塗って、お月見をイメージした作品を作りましょう!という内容です♪

 作品でたまごの殻をたくさん使用すると予想されていた為、数週間前からたくさんの方々に「たまごの殻を捨てずに、ソンリッサに下さい♪」と宣伝していたところ、たくさんの方々にご協力いただき、大量のたまごの殻を持ってきていただきました!感謝です♪

 高齢者と若者を含めて3グループに分かれ、それぞれのお月見アートのイメージ図を参考に、下絵を若者に描いていただき、その上から色塗りしたたまごの殻をグループの皆さんで協力しながら貼り付けていきました。

そもそも、私たちも含めて、たまごの殻に色塗りをしたことが無い為「こんな事考えた人も、面白いね!よくこんな事が浮かぶよね♪」と皆さん不思議な感覚でたまごに色を塗っていました。もちろん、たまごの殻を貼り付ける事も初めてなので、ボンドで下絵に合わせて細かく割って貼り付けるのがとても大変! ですが、「カーブしている殻を貼り付けるのって、結構コツがいるのね!」「殻が思うように割れないから難しいけど、モザイクアートみたいでキレイよね♪」などそれぞれのグループで聞かれていました。

また、グループ内で得意分野を見つけて、色塗り担当、殻を割る担当、殻を貼り付ける担当など分けたり、お月見アートの絵のタッチなども変えてみたりと、高齢者と若者の多様な視点でアイデアを出し合い、創意工夫をされていて、本当に素敵な作品に出来上がりました♪

 グループ毎に1つの作品を完成させたことで、結束力も生まれ、何気ない会話の中にも花が咲き、意外な素顔や共通点などを知れ、それによりだんだんと距離も縮まり笑顔がさらに広がる。皆さんそれぞれお家に帰れば、各々の生活に戻りますが、この居場所サロンに来た時だけは、日常の大変なことがあったとしても、少しでも距離を置く時間がつくれたり、孤独を感じなくて済んだり、若者との繋がりを感じて心が温かくなってもらえていたら、私たちも嬉しいです。

そして帰る時に「あ~、今日も楽しかったな♪」や「また少し頑張ってみようかな♪」でも何でも良いので、そんな気持ちになって頂けていたら幸いです。

 本日も『思いやりと感謝の気持ちを大切にしながら、スタッフや参加者、ボランティアなどそれぞれの立場関係なく、フラット(対等)な関係』が築けていたのではないかと思います。ご参加いただきありがとうございました。

 次回の大利根拠点居場所カフェ プレイスでの講座は、9月18日(水)9時30分~11時30分、『かんたん♪プリン作りの日』です。実は9月にはプリンの日があります。皆さんと一緒にプリンを作りながら、楽しい時間を作りましょう♪

皆さんのご参加をお待ちしております!

Follow me!