【大利根拠点居場所カフェ『プレイス』にて『みんなでワイワイ eスポーツ!』を実施しました】  

 8月21日(水)、大利根拠点居場所カフェ『プレイス』にて『みんなでワイワイ eスポーツ!』を行い、 参加者2名、健大高崎高校ボランティア4名、NPO活動に興味関心がある学生ボランティア1名、社会人ボランティア1名の方々にご参加いただきました。

講座を始める前に、まずは参加者の皆さんと自己紹介を行い「この夏の目標や楽しみにしていること」を一人一人紹介してもらいました。

高校生の皆さんにとっては残り1週間ちょっとの夏休みですが、まだまだ楽しみにしていることがいっぱいあるそうで、高齢者の方々や私たちスタッフも、一緒になってワクワクしてしまうほどでした♪

その後、本日も居場所サロンでのグランドルールの共有として『思いやりと感謝の気持ちを大切にしながら、スタッフや参加者、ボランティアなどそれぞれの立場関係なく、フラット(対等)な関係を築いていくこと』を参加者全員の共通の目標として共有しました。

 本日の講座内容である『eスポーツ』とは、『エレクトロニック・スポーツ』の略で、コンピューターやモバイルゲームを使ったスポーツ対戦競技を指します。直接隣りに居る人と対戦するだけではなく、インターネットを使って世界中に居る各プレーヤーとも対戦ができるため、グローバルなコミュ二ケーションツールとして幅広く楽しまれています。

 本日は、皆さんと一緒に太鼓の達人と、スイッチスポーツ(ボーリングとチャンバラゲームなど)をチーム戦で行いました!

ゲームを始める前に、学生さんたちが高齢者の方々にコントローラーの使い方を教えて下さり、隣りでサポートをして貰いながら太鼓の達人を行いました。最初のうちは太鼓を叩くタイミングや曲のリズムを掴むことが難しいご様子でしたが、回を重ねるごとに感覚を掴めたようで『だんだん分かって来ると、楽しくてクセになってくるね♪』とおっしゃっていました。

 スイッチスポーツでボーリングを行った際は、両チーム同時にストライクが取れた時に、高齢者や若者みんなでハイタッチをするなど、たいへん盛り上がりました♪

 高齢者にとってなかなか出会う機会や体験する機会が少ないeスポーツだとは思いますが、eスポーツのメリットは多岐に渡ります!『認知機能の向上』、『社会性の向上』、『ストレス解消』、『身体的健康の維持』、『趣味や自己表現の機会』、『世代間交流の促進』などさまざまです。

高齢者の方々に現代のデジタルツールをお伝えし、まずは “初めてに出会って頂く場” を提供し、今後皆さんの生活の中に、より便利に、より楽しく取り入れていただくことで、生活の質や健康、社会的つながりを維持・向上できれば幸いです。

 実際、高齢者の方々より、「eスポーツって最初は何だろう?て全く分からなかったけど、こんなに楽しいものだって初めて知りました。またやりたいね♪」や、「今日サロンに来ようか迷ったけど、やっぱり来て本当に良かった。学生さんたちやスタッフのみんなでゲームができて本当に楽しかったです。普段一人で家に居るだけだから、楽しい事なんてなかなか無いけれど、ここに来ると色々知れて楽しい♪」とおっしゃっていただけました。

 ボランティアさんたちからも、「今日が人生で初めてのボランティア参加だったので最初はとても緊張していたけれど、こんなにフラットで楽しいものだと思っていなかった。今日参加して良かった。またボランティアをやってみたいと思いました」や「高齢者の皆さんとコミュニケーションがとれて嬉しかったし、盛り上がって本当に良かった」と話してくれる方も居ました。

今回のサロンが、初めてボランティアに参加した若者たちにとっても、「またボランティアをやってみようかな♪」と次へとつながる機会や、高齢者支援に興味をもってもらえる機会となっていたら、私たちスタッフもとても嬉しいです。

 本日は、高齢者にとっては『eスポーツ』が “初めて” となり、若者たちにとっては『ボランティア』が “初めて” となりましたが、それぞれの “初めて” が、今後は “当たり前の日常” になって頂けたら嬉しいです。本日もご参加いただき、ありがとうございました。

 次回の居場所サロンは、8月28日(水)9時30分より、大利根町公民館1階で『スマホ基礎講座』を開催致します。皆様のご参加を楽しみにしております!

Follow me!