【東地区社協講座で『孫と祖父母で作る料理教室』を開催しました】  

 7月20日(土)、 東地区社会福祉協議会主催、祖父母が孫と参加するソンリッサ企画の1つとして、『孫と祖父母で作る料理教室』を開催し、祖父母8名、孫9名の計8組の皆さんにご参加頂きました。

 講師は “食”と“科学”を融合させた子ども向け食育団体『キッチンの科学プロジェクト(KKP)』の代表 金子浩子先生、通称「ミセス先生」をお呼びしました。

 対象者は、普段なかなか一緒に過ごせない大切な人(祖父母と孫)と一緒に料理を作り、楽しく食育を学ぶプログラム。そしてその時間は、ママやパパもお子様たちをご両親に委ねて、ほっと一休みするお時間をつくっていただきたいという想いで企画しました。

開催の挨拶として当法人代表や前橋市東公民館の布施川館長様よりご挨拶を頂き、早速ミセス先生と皆さんの料理教室がスタートです♪

 夏休み初日ということもあり、お孫さんたちは元気いっぱいで、料理の途中途中には、ミセス先生の“食”と“科学”の知識をわかりやすく、そして楽しく説明して下さったおかげで、皆さん興味津々に積極的に参加して下さいました。

当日のメニューとして、①楽しくお絵かき!お絵描きホットケーキ ②科学の力で時短レシピ!飴色玉ねぎのオニオンスープ ③火を使わずに健康簡単おかず の3つのメニューを協力して作りました。どのメニューもとっても美味しく、参加者の皆さんも嬉しそうに召し上がっていました。途中、ミセス先生の提案で「スタッフが本気で描く、お絵描きホットケーキ」の時間を設けて下さり、それぞれの絵心も垣間見え、“食”と“科学”の融合の中には、“楽しさ”と“美味しさ”も融合していました♪

 料理中、お孫さんがケガをしないように冷や冷やしながらも嬉しそうに見守る祖父母の姿や、祖父母に甘えながらも積極的に頑張るお孫さんたちの姿を拝見し、私たちスタッフも微笑ましくサポートさせて頂きました。

 ミセス先生の講義は、『医食同源』、『食べる事は生きる事』というテーマをとても大切にしておられます。食事は単なる栄養補給の手段ではなく、普段食べている日常の食事こそが私たちの健康を支え、病気の予防や治療にとても重要であること、そして文化や楽しみ、人間関係を育む重要な行為でもあります。ミセス先生の過去のお話も織り交ぜながら、お孫さん世代への食育講座だけでなく、祖父母世代や私たちスタッフにとっても、大変勉強になる時間となりました。

 今後も、祖父母と孫が参加する企画を継続的に実践し、高齢者の孤立孤独の減少・解消に繋げられたら幸いです。

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